OTC薬協刷新懇談会

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第232回OTC薬協理事会について (その4)

先回のブログの続きです。

私が個人間の訴訟を提起したのは、昨年10月18日の理事会の場で、上原明副会長から「この人はとても興和を代表する人ではないし、個人としても、人間として認められない」という人格を否定されたからです。前のブログにも記載しましたが、「人間として認められない」とはどういうことでしょうか?理事会という企業の代表が集まっている場で、また、上場企業の代表者としての立場にある方の発言する言葉とは到底思えません。この発言は、ブログを削除させたいという意図ではなく、単に私に対する悪意に満ちた人格への攻撃だと感じたからです。これは明らかに個人の問題です。

それが証拠に、佐藤会長や他の副会長の方々の発言は、私のブログが本来開示を予定していない事項を含むため、組織の中でどのような問題を含んでいるかの単なる意見表明でした。意見表明の内容は失当だと感じますが、ブログの削除が目的なら個人としては当然そのような発言になると思います。

皆さん、会社組織で発生したパワハラの事例を考えてみてください。いくら業務上であっても、行き過ぎた個人攻撃はパワハラと認定され、懲罰委員会など経て個人の責任を問われるのではないでしょうか。それを放置すれば、その企業はブラック企業として、世の中から非難を浴びることになります。

今回、その個人の問題を、理事の皆さんは団体の問題だとすり替えることに賛成したのです。その意味合いを十分考えて行動されていますか?

そもそも、私のブログが問題だというなら、どのような点が問題と考えるかを示し、説得にかかるのが普通だと思います。佐藤会長や他の副会長の方々の発言は、その観点からの発言だと感じました。

また、今回ブログで開示した総務委員会の内容などは、正当な理由もなく会費があげられ、事業費以外に使用される可能性が高いという説明を行うため示したもので、OTC薬協が非営利事業を目的とする任意団体である以上、公共の利益のためにも問題点を指摘することが必要だと感じて記載したものです。

さらに理事会では、これら情報が外部に開示されることが、OTC薬協にとって「当該委員会(総務委員会)の正常な議論、活動を妨害するだけではなく、当協会におけるガバナンスが脆弱であるような印象を与えるものです。」として重大な問題だと主張していますが、一般市民がこれら情報を見て、OTC薬協の予算やガバナンスに関心を示すとは思えず、それが議論や活動へなんらかの影響があるとも考えられず、明らかに開示されることへの過剰な反応、あるいは、開示を問題化するための方便だと感じます。

また、削除を求める方法として、理事会の事前には「ブログを削除しろ」というメールでしか連絡がなく、事前に理事会でブログを問題として取り上げる議事の通告もなく、いきなり理事会というほかの理事企業の幹部が出席する場で、ブログを削除しないなら総務委員会委員と企業の代表を解任し、即刻退席を求めるとのやり方は、組織として問題だと思います。しかも、周到に準備して。これらブログ削除への対応からも、そもそも話し合う気などなく、組織から外すことだけを最初から目的としていたとしか感じられません。

現在係争中の事案ですので、これ以上詳細はここでは述べません。ここまでの意見は提訴する前にすでにこのブログで述べたもので、繰り返しになっていますが、前のブログで記載したように、どうみても個人の訴訟で、個人にその責任があるにもかかわらず、団体にも責任があるということで、その費用を負担することに対し、理解できないから、再度意見表明させていただいています。

皆さん個人の訴訟費用を団体で負担する、その意味合いを理解して、そのうえで賛同されているのですか?