OTC薬協刷新懇談会

OTC薬協刷新懇談会はOTC薬協の事業をみんなで考える会です

セルフメディケーション税制の改正要望をOTC薬協の理事会決議を経ずに出した理由

7月19日のブログに記載しましたが、セルフメディケーション税制の改正要望のような重要な案件を、なぜ7月22日開催のOTC薬協の理事会決議を経ずに出したかどうしても判らなかったので、理事会で質問しました。

質問はいたってシンプルです。

重要案件のセルフメディケーション税制の改正要望を理事会で事前の説明や決議なしに、理事会開催日7月22日を待たず7月17日になぜ提出したのか?

回答は

1.骨子は以前から説明している

  確かに骨子は以前から聞いていますが。骨子を話しているから最終案は理事会に示さなくても良いということですかね。最終の改正要望案として当然理事会に諮るべきだと考えますが。

2.6月初旬に調査結果がまとまり、他団体と協議して要望してゆくと事前に示していた

  他団体とだけでなく、OTC薬協の理事会でも協議してほしいですよね。他団体と協議して他団体の意見は聴いて反映した。だからOTC薬協内部の意見は聴く必要は無いとの意見ですかね。セルフメディケーション税制の改正は他人事でなく、OTC薬協にとっても重要な案件ではないでしょうか。

3.8月末が厚労省から財務省に提出期限となっていて、8月が税制改正要望期限

  7月22日の理事会に諮っても間に合うでしょう?それと、今年は厚労省から財務省には提出されないと聞いていますが?

4.7月9日付の厚労省人事異動があり、それに伴って7月17日提出要望があった

  これは厚労省から提出日の要望があったということ?なぜ厚労省が提出日を指定する必要があったのかわかりませんが。しかも、人事異動とどのような関係があって提出日を指定したかも理解できませんが。

議論しても水掛け論に終わりそうなので、止めときました。

皆さんは納得できましたか?

私にはどうしても理事会軽視としか見えないのですが。

3月に行った生活者調査を急いで解析し、6月初旬に解析結果が得られ、これに基づいて頑張って改正要望案も作成した。政治家や他団体の意見を大慌てで聴いて、修正した。これで大丈夫と急いで厚労省に提出した。あ!OTC薬協では事業活動戦略会議でしか説明していない。しまった!!

穿った見方かもしれませんが、これが実態のように思えるのですが。

確かに理事会に議題として提示しても、おそらく誰も意見を言わないと思いますので、諮るだけ無駄だと思われても致し方ありませんが。

理事会を軽視するほうにも、されるほうにも問題があります。

いかに、皆さんの意見を引き出して、組織の運営に結び付けてゆくか。そのような考えがないと、組織は活性化しませんね。

これではいつまでたっても、理事会も事業活動戦略会議も討議ができず、報告会のままですね。