WSMIはGlobal Self-Care Federation（GSCF）に組織名称が変わりました

ご存知でしたか？今年6月にWSMIはGlobal Self-Care Federation（GSCF）と名称が変更されました。名称変更案内メールによると

As of today, the World Self-Medication Industry (WSMI) will be now known as the Global Self-Care Federation. The change of name reflects a fundamental shift in WSMI’s approach, re-positioning it as a more outward-looking organization, with a more active role in shaping the future of self-care.

名称だけでなく基本的なアプローチが変化したことがわかります。時代の変化に応じ自ら変革を行う組織は賞賛に値するとおもいます。

国際社会が「持続可能な開発目標（SDGs）」の健康分野について「Universal Health Coverage（UHC）の達成」を挙げていて、WHOも重要な課題としてUHCへの取り組みを挙げています。このようなグローバルな流れの中で、より組織としての役割を果たすために活動内容とともに名前も変えたのだとおもいます。今後のGSCFの取り組みに期待したいとおもいます。

ところでGSCFから7月24日は国際Self-Care Dayだとの案内が来ていました。国際Self-Care Dayは2011年に始まり、毎年7月24日に開催されています。国際Self-Care Dayにおいてはセルフケアを1日24時間、週7日実施することの重要性をテーマに活動されています。

そういえば、日本でも7月24日はOTC薬協の「セルフメディケーションの日」でした。セルフメディケーションの取り組み啓発のためシンポジウムが開催されますが、このようなOTC薬協の動きとグローバルの動きを対比すると、日本だけガラパゴス化し、気がついたら世界から取り残されていたとならないかと心配になります。