OTC薬協刷新懇談会

OTC薬協刷新懇談会はOTC薬協の事業をみんなで考える会です

OTC薬協では予算の件はよほど秘密にしておきたかったのですね

今回総務委員会委員の解任に至った背景には、総務委員会で発言した予算に関する内容をよほど秘密にしておきたかったことが、理事会の副会長の方々の発言に現れていました。

副会長の発現の中には、「組織の中でこのようなこと(委員会の内容をブログで開示)をやられると同じ仲間として議論できない。」「委員会から得られた情報内容であり、公開すべきものではない。」「重要な内容がブログで公開されるのは信じられない。」など公表した行為が問題との発言が相次ぎました。そんなに秘密にしたければ出席者とNDAでも結び、秘密会議にすればいかがですか。そうすれば安心して議論できるでしょう。(会則を変更して情報が漏れないようにする動きもあるようですが。)

検討内容に問題があるから、問題があると公にも発言しただけです。問題がないというなら、反論すれば良いと思いますが。

私が総務委員会で発言した内容は10月16日のブログ「会費をあげる事ばかり考えている団体は問題です」に記載した通りです。再度要旨を掲載します。

1.2020年度予算予想が赤字となるのは消費税の影響ではない

2.2019年度予算は元々2,000万円の赤字予算であった

3.赤字になった原因は人件費の上昇が主な要因

上記3点でした。

この人件費が上昇していると言う事実を指摘したことが、問題視されていると思います。

この1年あまりでOTC協会プロパー職員が増えた要因を振り返ってみてください。一応理事会で決議されていますので、議事録には掲載されています。(第224回理事会、平成30年9月26日臨時理事会、第225回理事会)

これらを確認していただければ、OTC薬協の事業にどうしても必要な人員かどうかわかると思います。また、一応理事会で承認されていますが、どのようにしてこの方々を職員に採用したのか説明もないまま承認だけ取られています。採用経緯も不透明なら、採用の必要性も不透明。もちろん報酬は今までの職員を含め開示されていません。(黒川理事長だけご自身で報酬を開示されるのを聞いたことがありますが。)これでは人件費の適正を評価もできません。

会費を上げる議論をするなら、その要因となっている人件費に関して、詳細な説明をすべきです。それで納得ができるのであれば、会費の増額に同意すればよいと思います。それを消費税にかこつけて、姑息な手段で同意を取ろうとしている考え方が問題だと思います。私個人的には今回の人件費に関しては、到底同意できませんが。

今回のことを放置すれば、これからも無駄な経費で会費が上げられる可能性があります。ここは皆さんも断固反対したほうが良いと思います。

おそらく以降の総務委員会や理事会において、このような主張をされるのが嫌で、今回解任してきたと思いますが。

でも、10月18日理事会からのこのブログはOTC薬協会員企業数の数倍の方に読んでいただいています。OTC薬協幹部の方々は、この情報を隠したいのか、広げたいのかわからないですね。