OTC薬協刷新懇談会

OTC薬協刷新懇談会はOTC薬協の事業をみんなで考える会です

一般薬連の訴訟に関して

昨日、日刊薬業やRISFAXに一般薬連の訴訟に関した記事が掲載された影響で、ブログの既読が大幅に伸びました。訴訟に関する私のコメントを期待して、ブログを訪れていただいた方々には、期待を裏切り、申し訳ございませんでした。

このブログはOTC薬協の刷新が目的ですので、一般薬連の訴訟についてのコメントは控えたいと思いますが、これで団体間の争いは終わったのですから、OTC薬協としても、一般薬連の訴訟費用を分担するなどの行為はやめたほうが良いと思います。

訴訟を終わらせた理由は、関係のない団体や企業、個人がこの訴訟に巻き込まれていることに「心を痛めてきた」からであり、「無用の混乱を引き起こしたままの状態が継続し続けること」を危惧し、この様な状態を収束させたいと考えたからです。勝ち負けではありません。

団体間の訴訟は終わったわけですので、OTC薬協も本来の協会として取り組むべき事業に集中して活動すべきだと考えます。

健康産業に携わる者として、生活者の健康増進に資する事を第一に、会員企業の共益を考え事業を推進すべきです。それができる様に協会活動に携わっている方々の意識を変え、皆さんの知恵が集結できる様な、自由で開かれた議論の場を作るべきです。最近のOTC薬協の動きは、その反対側に向かっている様子が窺え、危惧をしています。

これら現状を変えられるのは、このブログをお読みの方々一人一人の力と努力だと思います。皆さんの勇気ある行動を期待します。

以前このブログで紹介した「日本セルフケア推進協議会」は、まさに自由で開かれた議論の場を提供し、活動が活発化しています。3月号のドラックマガジンにインタビュー記事が掲載されていますので、読んで参考にされてはいかがですか。